断捨離というより捨てるとスッキリ!物を整理する概念
こんにちは。
最近、捨てる快感を覚え始めたヨリアログ(@yorealog)です(危)。
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家を管理するのは本当に大変
物があふれる現代社会。
片付け・収納といったキーワードで検索すると●●収納術とか(適当)いろいろ引っかかる訳ですが、生活というものは人の数だけスタイルが存在しますので、その中のある一例を模倣しても上手くいかないことがあるでしょう。
ゆえに私は、片付けや収納を検討する際に覚えておくと便利そうな概念(方向性のようなもの)をつづってみようかなと思い立ちました。何やら長文化してしまったため、面倒な方は目次から『まとめ』だけご覧いただくのも良いかも知れません。
実のところ、物を整理するための概念を忘れないための個人メモでもあります。断っておきますが終活ではございません。
やすらぎの郷、断捨離について語る
さっそく脇道にそれる当記事ですが、私は『やすらぎの郷』を拝見しております。あったらいいな、と多くの芸能関係者が感じるであろう夢のような施設を舞台に、現代社会を脚本家の視点で好き放題にぶった切る斬新な帯ドラマ。
ベタも織り交ぜながら着眼点が興味深く、超高齢化社会の日本における問題提起など、なかなか見ごたえのある内容ではなかろうかと考えております。安心して観ていられる重厚感満載な手練のキャスト陣。何より中島みゆき推し。
2017′ 8/21~8/25の『やすらぎの郷』。
テーマは終活とも言えそうではございますが断捨離と判断しました。
物の数だけ支配されてしまう恐怖
物の数だけ支配されるという意見には激しく同意するしかありません。物が増えると身動きも取れなくなります。
消耗品は使い終われば捨てるのみですが、日常において繰り返し用いるものはいかがでしょう。
物に支配される一例
例えば、便利であると評判の家電製品を購入したとします。
単純に使うだけなら構わないのですけれど、家電製品の説明書にはおおよそ「お手入れ」という項目がありまして、その製品に関する定期的なメンテナンスの方法が書かれています。
何日おきにこれをやりなさい、何週間おきに云々と……。そのうえ一定期間おきにこれを買いなさいなどと言うことも。物の数だけメンテナンスがある(乗り物しかり)。これが支配の構図です。
やらないと面倒
ぶっちゃけやらなくても良いのですが(やらなくても何とかなる場合もありますがw)、そうなると製品の性能、維持そのものが危ぶまれてしまう、あるいは不衛生になるなど。その製品が存在し稼働する限り、買い手はやらざるを得ない状況下に置かれます。
面倒なことを面倒であるがゆえに放置した結果、よけい面倒なことになるとかそういう概念。
生活に利便性をプラスできたとしても、浮いた時間をメンテナンスに浪費させられているのだとしたらいかがでしょう。
時間を効率良く使いたいがため、生活をより良くしたいがためにその製品を買ったはずなのに、気づいたらお金を消費しただけ、ということになってしまわないでしょうか。やや言い過ぎ感はありますが。
料理がしたくて色々な包丁を買ったとしても、その包丁の本数だけ研ぎ直したりする必要があります。100均で買えばいいのか(もはや消耗品)。
とにかく生活を簡素にしたい
そんな訳で、物が増えると物に振り回されてしまう一例を挙げてみました。身の回りの物を眺めてみると、消耗品はさておき、メンテナンスが必要不可欠なものばかりです。
家を維持管理していく面において物の手入れも大事ではあるものの、それ以上に私たちの持っている時間は貴重で限られているものです、お金では買えない大切な時間であればこそ、自身で捻出するしかありません。
とかく私は、睡眠時間も人一倍必要な上にすぐさまぐったりしてしまうので本当に時間がありません、泣けてきます。
捨てることは、自分の失敗を認めるところから
一度買ったもの・手に入れたものを捨てる。
壊れてしまった場合にはそれを理由に棄てることができます。必要なくなったものも同様。
では、家を整理するために捨てる場合はいかがでしょうか。当初はそれが欲しい、または必要で買ったはずのものを捨てる・処分するという行為がなかなかできないのはなぜでしょう。
それは自分の失敗を認めなければならないからです。
自分の非を認めるのは難しいのですが、それは大いに価値があります。
物に執着するな、というよりも「こんなものを買ってしまった」という己の失敗を認めるところから物を捨てる(整理する)運動は始まります。これは自分自身が認めなければ意味がありません。むしろ、人に言われると腹が立つことでしょう。
失敗を認めるのは成長の証
失敗を認めるのは難しい、言い換えれば難しいからこそ大事なこと。自分と向き合い間違っていたと認めることは、その分前に進めるようになった……いわば成長の証なのです。まだまだ伸び代がある自分を喜べる機会にもなるはずです。
という風に前向きに捉えましょう()
家族の同意が必要
母は「好きに捨てて良い」とは言うのですがワタクシが捨てることを良くは思っていないといった感じを受けます。世の中には捨てるのが大好きな方もいればそうでない方もいらっしゃいます。※私はどちらでもありません
納得いくまで穏便に話し合う
同居人がいると、お互い意見が合わない場合はすり合わせがなかなか難しいものです。とは言え、私の主張は認めていただいているので、少しずつですが余計なアレコレを廃棄しております。
入れ物をやたら買ってはいけない
収納という言葉に踊らされて、入れ物をむやみに買うのは避けましょう。
昨今さまざまな「便利収納アイテム」が紹介されていますが、入れ物をむやみに増やしますと結果としてそこに入れるための物が増えてしまうというリスクがあります(実際増えます)。我が家には大量の入れ物がある訳ですが、必要最小限におさえて捨てることにしました。現在進行中
片付ける、収納する場所を決める
使ったら片付ける。基本ですね。ワタクシはこの基本が今もできておりませんがさておき()物の場所は決めておいて、使ったらもとの場所に戻す。「物は出して、あったところに片付けるまでがルーティン」です、大事なことなので子どもの頃からしっかり教えましょう。
その辺に置いとくと何かと便利なのですが、繰り返すと間違いなく散らかります。
収納スペースを定め、あふれるものは整理
前述で片付ける場所を定めることを案内しました。
スペースには限りがあります。収納できないものはどこに置けば良いでしょう。その辺に置くと先ほども言いました通り散らかります、よって処分するしかありません。もったいないはこの際考えないようにしましょう。
ついつい買ってしまって気がつくと物があふれてしまうという状況はつらいものです。そうかと言って家は宇宙空間ではありません。限りあるスペースをあふれさせないためには、そこにどれだけの物を収めることができるかを把握しなければなりません。
効率良く収納できそうなアイテムなどを見つけた場合には、衝動買いするのではなく理論的に検討しましょう。後ほど書きます
生活の中で本当に必要なものは意外と少ない
キッチンにはたくさんの収納箇所がありますけれど、実際のところ当家では毎日使っているのは手前にあるものばかりという状況です。
この世の中には便利なものがあふれかえっておりますが、生活に本当に必要なものというのはそれほどないのかも知れません。
理論上必要なものを買う
「これはどこに配置するもので、こういう用途に使う。だから必要」
といった具合にロジックを組み立てた上で、結論として必要であると明確に判断できるものだけ揃えます。なんとなく自分が欲しいからという理由で買っていると物は際限なく増えてしまいます、そしてその際限なく増えた物に私たちは支配されてしまうのです。
物は私たちを支配します。
覚えておいて損はありません。
長い間使わなかったものはなくなっても困らない
そのまんまですがよく考えてください。
買ってみたものの使わずに数年放置しているアレコレ、ありませんか。2~3年使わずに過ごしたのですから例外はあるかも知れませんが「それ」はおおよそ必要のないもののはず。なくても困りません。
ついでにいうと「いつか使うかも知れないから……」と考えてはいけません。そんなことを言うとサイズの合わない服も廃棄対象Σ( ノω’)
極端なことを言うと「邪魔だな」と思ったら捨ててしまうのもアリかも知れません()
「いつか」はNGワードと考えましょう。
捨てる運動は道なかばである
いろいろと考えつつも捨てる運動を推進している訳ですけれど、それでも思うように捨てられないものもあります。服とか服とか、クローゼットがすごいことに……()
私は、最終目標として簡素にしていきたいだけで物への執着を捨て去っている訳ではありませんので、断捨離ではありません、あくまで『捨てる運動』と呼んでいます。断捨離というキーワードが気になる方はご自身でお調べになってください。
急激な変化は弊害も出てきますから、捨てる運動は少しずつ展開します。無理に捨ててはいけません。自分の失敗を心から認めるところから本当に少しずつ、必要な収納も併せて。
何か「あ!これ欲しい」と感じたものには、それに支配されるかも知れないリスクをまず考えて、支配されてもいい・大丈夫と思ったら買いましょう。
まとめ
キーワードだけまとめました
- 物の数だけ支配される
- 物の場所を決め、片付ける習慣をつける
- 自分の失敗を認める
- 少しずつ。無理はしない
- 収納場所からあぶれたものは廃棄
- 2年使わなかったら「必要ない」
- 「いつか使う」はNGワード
- 論理的に必要なもの&支配されてもOKなものを買う
なれないでしょうけれど、ミニマリストに若干の憧れを抱くヨリアログ(@yorealog)なのでした。まだまだこれからです。