虫刺されと思っていたら帯状疱疹と診断された話

ちょっと間があいてしまいました。

タイトルの通り、ちょっと最近バタバタしていました。
バタバタしつつ、Wordpressテーマをカスタマイズして遊んでおりました(待)。

いやはや、オソロシイ話なのですよ。

私ではなく、母のことです。

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母が帯状疱疹になりまして。

ある日のこと。
時系列としましては、この記事を書いている日より1週間以上前です(待)。

ひどい虫刺され?

寝る前に、ひどい虫刺されがーと言われて、右の二の腕、外側部分を見せられたんですね。

小さな水ぶくれのような、水イボのような?ものができていて、周辺2~3cmほど赤くなっています。

それが2~3箇所くらい、点在?近接?何と表現すれば良いのでしょう。

(n’ω’`).oO(こりゃひどいな)

ダニか?
はたまた南京虫か?

お庭に良く出ているから……毛虫?

毛虫も広範囲に腫れます。
しかも服の上からでもちょっと歩いただけでばばーっと腫れ上がる。

変だなと思いながらもスルーしてしまう

ダニや南京虫ならば同じ部屋で寝ている私に被害はなく、一瞬変だなと思いました。

しかしその時は虫刺されだと思ったのです。
今は夏ですし、変な虫に刺されてもおかしくないかと。

もともと、虫刺されが腫れる人でした。

で、数日後。

腫れものの範囲が拡がって真っ赤に

風呂に入るよう伝えると、嫌だと言ってまた二の腕を見せてきました。
そしたら虫刺されがさらに腫れ上がってまして。

うわぁ……(‘A`)

となったわけです、リアクションが。
しかも何やら勢力を拡げている模様。生意気な。

私だけでは判断しづらいといいますか、病院に行くよう強く勧めてもらう目的で父にも見せたところ、病院行き確定となりました。

それで、私がいつもお世話になっている皮膚科は翌日丁度休みのスケジュールだったため、急きょ別の皮膚科へ。

私は忙しいのでお留守番です。
というかこの時期、病院なんて行きたくなかったというのもありコロナ禍

お昼ごろに連絡が入りました。

診断結果:帯状疱疹。

…………( ゚д゚)へっ?

「帯状疱疹」で注意したいこと | はじめよう!ヘルシーライフ | オムロン ヘルスケア

通常、帯状疱疹は出る場所が決まっている&片側にしか出ないそうで、母の場合には左腕にも発疹が少しだけですが見られました。

これは重症化している証拠で、下手をするとウイルスが脳に到達し髄膜炎になるとのお話、その場で40分ほど点滴を受けることとなりました。

その後2日分の薬を処方され終了。

翌日も再び同じ病院に行き、患部に薬を塗る=消毒をして、さらに5日分の薬を処方され終了という流れでした。

薬がなくなったら来るよう言われており、一週間で治るでしょうとのこと。
現在は様子見中です。

虫刺されは現在ひどいかさぶた状態になっております……痛々しい。
写真をアップしようと思ったのですが、ちょっと無理かな(´ω`;)

このあたりの写真に近いです
※ここまで多くはないのですけれど

病院に行った後になって、チクチク感やかゆみが出ている模様。
かゆみについてはおそらく、治りかけのところかなと。

足にも~とか言い出しているんですが、足には出ないと言われました()

いつも家事をサボリ気味のトヲル(@yorealog)ですが、今だけちょっと頑張ってお手伝いをしています。

帯状疱疹はウイルスの再活性化が原因

帯状疱疹の原因につきましては↓のとおりです。※引用させていただきました

帯状疱疹は、「水痘・帯状疱疹(すいとう・たいじょうほうしん)ウイルス」、つまり、水ぼうそうのウイルスによって発症する病気です。 このウイルスに初めて感染したときは水ぼうそうになり、この時に体の中にウイルスが潜伏し、再活性化したのが帯状疱疹です。 他の人から感染して帯状疱疹になるのではありません。女性に多く、80歳までに3人に1人がかかるといわれています。

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普段は免疫力で抑えこむことができるようですが、何らかの要因で免疫力が落ちると、ウイルスがたちまち増殖して神経を移動し発疹として表面化。
ひどくなると血管に入り込むなどするのだとか。

ストレスの多いこの時期には注意したい

新型コロナウイルスが感染拡大を見せているこの時期、誰もがストレスを抱えているのではないでしょうか。

これまで経験したことのない、著しい環境の変化と不安で、精神的にもつらい方がいらっしゃることと思います。
私もつらいです

ストレスの蓄積具合や免疫力の低下は目に見えない

本人はあまり自覚なさそうですけど、いわゆる高齢者ですし、加齢に伴った免疫力の低下があったのかもしれません。

常におおらかで温和で、ストレスが溜まっていることなど感じさせない人なので、そばにいるにも関わらず発見が遅れてしまいました。

かゆみや痛みはまったくなかった

注意したいのは、腫れていただけで特に何も感じていなかったということです。

帯状疱疹は刺すようなチクチクとした痛みがあり、程度はさまざまながらも日常生活に支障をきたすこともある、というのが一般的なのですが、この時は「帯状疱疹である」と明確に判断できそうな判断材料や症状がありませんでした。

帯状疱疹の症状 | 帯状疱疹.jp

普段から病院に行きたがらない人なので、強引に受診させてよかったです。
髄膜炎になったら大変(‘ω’;三;’ω’)

痛みがないケースはあまり聞かないということで、どなたかの役に立つかもしれないと考えまして、今回記録として残すことにしました。

前兆となった症状は「肩こりと頭痛」

腫れ物ができる前、「ひどく肩が凝った」と騒いでいたのを思い出しました。

肩こりも、帯状疱疹の初期症状のひとつなのだそうです。

しかし肩こり(首こり?)など誰にでもあることですし、特に気に留めなかったのですね。
ただこの時は、いつもより広範囲の肩こりを訴えていたような。

加えて発症前の時期、頭痛などほとんど訴えないのに頭が痛いと言っていました。

けれどやはり、素人がこの症状を帯状疱疹と診断するのは難しいわけで。

食生活における対策

免疫力が落ちているということですから、バランスの良い食事を心がけることが大切です。

特にビタミンB12やビタミンEは、抗神経炎作用があります。帯状疱疹の患者さんがビタミンB12またはビタミンEを服用したところ、痛み等の症状の改善や、帯状疱疹後神経痛に移行する患者さんが減少したという報告があります。

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併せて、身体を休めるために休養をしっかり取ってリラックスすることを意識しましょう。

痛みが多少残っていても、身体を動かせるなら動かしたほうが血行に良い=自然治癒力が働くとのことです。

まとめとして

今回の帯状疱疹、主な初期症状2つを以下にまとめたいと思います。

  • 広範囲のひどい?肩こり
  • 虫刺されのようなできもの。かゆみや痛みはない
  • 頭痛持ちではない人の頭痛

できもの=腫れ物につきましては、重症化していなければ片側にしか出ないということで、こちらも判断が難しそうですが、点在していたら病院で診てもらったほうが良いのでしょうね。

セルフチェックできそうなこと

  • 著しい環境の変化はなかったか
  • 免疫力が落ちる要因はなかったか

このぐらいでしょうか?

帯状疱疹と診断されたら

  1. 処方された薬を忘れずに、用法・用量を守り全て飲み切る
  2. バランスの良い食事をとる。特にビタミンEやビタミンB12
  3. いつもより意識して休息やリラックスを
  4. 動けるようなら身体を動かして血流を良くする

このあたりでしたらお医者さんが指示してくれるかなとは思いますが。

おかしいな?と少しでも思ったらすぐに病院へ

夏という季節も相まって、今回のようなケースは虫刺されかなと素人判断しがちですが、妙な腫れ方をしていたり、おかしいなと少しでも感じた際にはすぐに皮膚科で診てもらうことをおすすめしたいです。

でも今、病院に行くのは怖いですよねorz

参考までに

帯状疱疹 – 16. 感染症 – MSDマニュアル家庭版

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