【歯根嚢胞】Wでショック!

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あっちの歯医者こっちの歯医者と
ふーらふら。

今回ちと長文ですΣ( ノω’)

前にもお話した通り、結論から言うと根管の再治療を行っても状態は良くなりませんでした。

痛みはかなり引いたが……

激しい自発痛が全くなくなったので、その時と比較したらゼンゼンどうってことないんですが。

処置いただいてから1ヶ月間は、腫れた箇所をレーザーで叩いて抗生物質を塗る…その繰り返し。

3週間ぐらい経過したころ、先生が

「これ=1ヶ月様子見でダメだと治らないのかも知れない」

と、小さい声で呟いたのです。

治らない。

治らないかもしれない?

根管治療の成功率はどう頑張っても100%には出来ませんし、地味で儲からない。

ゆえに、患者さんのことを考えてくれ、状態を把握するために必要な設備をしっかりと揃え、それを元に患者さんに丁寧に説明し、提案し、相談に応じ、その上で患者がどうしたいかを聞き出す。

そんな、本当に患者のことを思いやってくださる歯医者さんかどうかを見極めることが大事です(後は場数も必要らしいですが…)。

私がこれまで通ってきた歯医者がああだとかこうだとかそういうアレではないです、念のため。

5件の歯医者さんにお世話になりました

A歯科(この前にも2件ほどありますが省略)、B歯科、C歯科、D歯科、E歯科。
これまでに5件ほどの歯科医院と関わっております。

両親が通っていたA歯科

A歯科は両親が通っていたところ。
その時に、A歯科に通院していたにも関わらず、虫歯が8本見つかりましたΣ( ノω’)

顎関節症でかかったB歯科

B歯科は顎関節症でかかりました。
そのほか奥歯の殆どや前歯を抜髄し、クラウンを被せて貰い、歯の磨き方も教えて頂きました。

腕の良い歯医者さんだけに人気があり、予約制にも関わらず最長1時間半ほど平気で待たせるところが好きではありませんでした。

近所で空いていた微妙なC歯科

その後更に近くて新しいC歯科に通い始め、しばらくはほぼ予防歯科で済んだのですが、この頃に前歯の虫歯が原因で急性症状に苦しんだのを今でも覚えています。

C歯科さんは余り積極的なアプローチはしません。

また、奥歯がなんとなく痛いと訴えても「治療した歯だからそういう時もある」といって初診以降6年間、レントゲン撮影を一切してくださいませんでした。

歯の根に膿が溜まるケースは、慢性状態ではレントゲンでないと分からないんですよね。
それもネットで調べて初めて知りました(神経を取った歯は2年に一度はレントゲン撮影をして嚢胞が出来ていないか経過を診たほうがいいと思います)。

それでも、近いし空いてるのでそういった部分では快適でした。

2015年の年の瀬に急性症状が起きるまでは。

先日記載の通り、抗生物質とレーザーによる治療で急性症状は収まり、後は膿溜りが小さくなるのを待とう、という感じで中を開けて云々、という提案はしてくださいませんでした。
やっても変わらない、というお話だったかと思います。

それでも、歯根嚢胞は治療しないと完治しないというのはインターネットで調べて知っていましたし、以前の急性症状の時は根管治療をして頂きフィステルも消えたので、その話をしたところ治療に応じて頂けました。

ただ、再治療の成功率が60%程度で、設備諸々で随分変わるというのは余り知らなかったのです。

根管治療は、無菌状態にして密封することが一番大事なのと、奥歯の場合は複雑なので拡大鏡などが必要なのだそう。唾液などが入らないよう、ラバーダムを使いマイクロスコープで細部までキチンと診てくださる先生。

加えて、センス?経験?場数??そういったものが一番大事(なので、ラバーダムやマイクロスコープなどがなくても上手な先生はいる?)らしい…。

実際本格的にこれらを一式揃え保険適用でやろうとなると大赤字なのだそうです、現代の医療制度では。

※根管治療を保険適用外で頼むと成功率の高い高度な診療が受けられるのですが、費用が4万円~。専門の先生にお願いすると都心に加えて12万掛かると。ただ、保険適用でやってくれる歯科が稀に存在するらしい(知りたいw)

それはおいといて。

治らないかも、と言われてしまったのでorz

設備の整った歯科医院を自力で見つける

ネットで近隣を調べマイクロスコープの設備があるD歯科に電話で保険適用について問い合わせると、対応の良い先生で会話の流れから診て頂く事になりました。

D歯科に診ていただいたところ(詳しく書きたいのですが諸事情あり割愛します)、該当の歯の根っこにのう胞があるのに加えて、根の股の部分が破折してしまってそこからも感染し膿が出てる…ということなのです。

根の先にある膿が、股の部分から出ている膿と合流して歯茎から出ているそうで。

おまけに、レントゲンで確認したところ根っこの部分が異様に白く、このことから金属(根管治療で用いる器具でリーマー・ファイルと呼ばれるらしい)が残ってしまっている可能性があることも指摘されました。

根の治療をしているときに金属が折れて残ってしまうことは、残念ですがあるようです。
まずはこの金属を何とかしないと良くならないと言われました。

とは言え、C歯科で進めている治療だったので、取り敢えず今回は最後までC歯科にお願いして、次回から治療全般はD歯科にお願いしようと思い、そう指摘された旨持ち帰りC歯科に伝えたのですが、どういうことなのかC歯科のレントゲンでは金属が上手く映らないのです。

そして金属が残っている可能性を認めようとはしません(ただ、B歯科で抜髄をしている歯のため、そこで残った可能性も否めません…)。

もう一度根管治療をしてくださったのですが、それでも症状は良くなりませんでした。

根の股の箇所も感染しているので、D歯科では根をふたつに分けて処置する、という提案も頂いた訳です。
(当然、脆くはなるけれど股部分の感染は改善できる、と)

金属のアレコレもうやむやなまま、根を2つに分ける処置を先にC歯科で実施(麻酔3本打ち…Σ( ノω’))したのですが。

それでも腫れば引かず、良くなりませんでした。
金属がなくなったかどうかを診ていただくために、もう一度D歯科に行きました。
残っていたら、もうD歯科でお願いしようと。

そうしたら。

病巣のある根が膿溜りで殆ど浮いてしまっている状態なので、根の治療で金属を取る治療を試みることは出来ても、根が耐えられるか分からない状態である、と指摘されました。

もはや金属どころではなくなってしまったようなのです。

なので、いっそ抜歯してブリッジにした方が身体的にも楽ではないかというお話でした。
抜歯は乳歯よりも簡単で30分位で済みますよー、と…

この歳で抜歯か…(n’ω’`)

まぁ、このまま放置して周囲の歯までダメになってしまってはいけませんし、それで楽になるならーとは思うのですが、抜歯→ブリッジで経過が良くない方もいらっしゃるようで、3~4日痛む場合があるとか、残せるなら根は残した方が良いとも言われているので、ちょっと悪あがきをしてみることに。

(あと麻酔を何本も打つのがちょっと…打った後に起こる動機や息苦しさが恐ろしい)

近隣の、自費診療で根管治療をしてくださるE歯科にメールで問い合わせ。

ウェブサイトを見ると、他で抜歯を奨められた歯を治した、という内容があったので、ひとまず訊いてみようかなと。

現金のみだけど分割払いも受け付けてくれるとのこと。

治療は、メリットとデメリットを踏まえた上で、あくまでも治る見込みがある場合にしかしないとのこと。
CT含めて必要と思う検査は無料で行ってくれるとのこと。

以上をお伺いし、メール経由でそのまま予約を入れました。

取り敢えず根が残せるかどうかを診ていただき、そこで無理と言われたら諦めて(今回一番お世話になった)D歯科で抜歯しようかと思っています。
抜歯すれば歯根嚢胞は完治する、とも言いますので密かに期待しつつ。

正直、ずーっと膿んでいる状態は辛いです。

腫れてる感覚、違和感、ブヨブヨのフィステルが大きくなったり小さくなったりで気持ち悪いです。
毎週通うのも中々大変です…(リハビリも毎週行っていて、プラス歯医者はきついw)
まだ4ヶ月程度なので年単位でかかっている方と比較したら大したことありませんけどね。

とまあ、このような経緯があり。

この歳になって、歯というものがどれだけ大切なのかをようやく痛感しております…。

あとは歯医者さん選び。

多分、良くならない根の先の処置をしないまま、先に根を分けたのもまずかったんだろうなと思います。
D歯科曰く、割れた箇所も良くなかったようなのですがorz
(クラウチングが結構酷いのでそれで割れたのかなぁ…謎です)

変に行きつけのC歯科に気を使った自分も悪いのかな、ともΣ( ノω’)
C歯科は金属破折の可能性を認めなかったので、ちょっとやってみるか、的な感覚で先に根を分ける判断をしてしまったんだろうなと思います。

そういえばこの先生、顎関節症の診察をまったくしてくださったことがありません。
B歯科は、こちらが頼まなくても定期的にレントゲンを撮影するので急性化する前に発見してくれたかも知れません。

予防歯科には…(空いてて)便利なんだけどなぁ……。
治療・診察となるとダメか……。

歯って、抜髄まで行く前に常日頃しっかりケアをしておくことが大事。

小さいお子さんがいるご家庭は、食器を使いまわさない、過剰なスキンシップを避けるなどが昨今では常識です。

3歳前後まで?気をつけないと家族から菌を伝染されてしまうそうです。
私の母は自分の歯が弱いからと、妊娠中に卵の殻をミキサーで粉々にして飲んでたらしいですが…。

人によっては、ワタクシが知る限り根の治療で掛った期間は最長2年。
そうかといって面倒だから時間がないからと、途中で投げ出すともっと大変。
根気よく治療してくださいね。

今や、歯の価値は1本100万円とも言われています。
親御さんはお子さんの歯のケアは小さい頃から考えてあげてください。
予防歯科はホントに大事。

歯医者選びも大事ですよー!
今やコンビニより多いらしいですからね…歯医者。

というわけでまだ続きます

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