「忍びの国」を読んだ感想。かなりのタイムラグ有

たまにはタイムリーな記事を、と思いまして。かなりのタイムラグがあるけれど(待)

映画「忍びの国」本日公開

映画『忍びの国』公式サイト

かねてより楽しみにしておりました映画「忍びの国」が本日公開。

ということで今日は、結構前に読んだ「忍びの国」の感想を綴ります。本当は吉川英治文学新人賞(35回)を受賞、本屋大賞を受賞と何かと話題になった「村上海賊の娘」のほうが先に読み終わっているのですけれども…w

映画の感想ではなく、書籍の感想です。

この作品の著者でいらっしゃいます和田竜氏、「のぼうの城」は映画化もされ、そちらもかなり話題となりました。←まだ読んでいない(映画は観た)

作品から察するに戦国時代という時代背景はさておき、史実においてさほど目立たない人物に関する物語を好んで書かれているという印象を受けます。有名どころの関係者はそこそこ出てくるも、スポットライトの当っている場所が全然違います。

ワタクシ、日本史はざっくりと存じ上げる程度でさしたる興味がありません。ゆえにこの方の作品を読むと人物名とイメージを定着させるまでに少し時間がかかります。

それもまた、和田氏の作品・世界観の魅力とも言えるのかも知れません。

忍びの国の概要

「忍びの国」は「天正伊賀の乱」を題材とした、史実に基づいた作品です。伊賀衆(一揆)と織田軍の戦。ウィキペディアをご参照いただくと分かるかと思います。

忍びの国 – Wikipedia

私自身も、忍者に関する印象というかイメージはある程度構築されていたのですが、この作品を読んでみたところまた新しいイメージに作り替えられた気がします。

忍者といえば、服部半蔵ですとか、霧隠才蔵(これは架空でしたか、モデルはいたはず)あたりが一般的な忍という感じ。物静かで、主(あるじ)とその任務に忠実……という。

「忍びの国」で登場する忍者は、椎名高志氏の作品である「MISTERジパング」の石川五右衛門あたりが近いイメージ。石川五右衛門も、忍びの国に脇役で登場します。ざっくり言っちゃうと、お金が大好き。

ちなみに、「MISTERジパング」は豊臣秀吉(?)が主人公。

織田方にも良い武将がたくさん出てきて、大変読み応えのある合戦の様子が描かれています。それでいて、忍という者たちがどういった存在であったのかを知ってほしいと、読み手に訴えかけている作品です。

はじめは有名どころの五右衛門を意識的に追いかけていたのですが、そのうちこれまで聞いたこともなかった忍者、無門(主人公w)に注意が移っていきました。ひんやりとした無機質な人物なのかと思いきや、どこかしらにある温かみを隠しているのか、探しているのか…。

結論から述べてしまいますと、最後の部分でかなり泣かされた作品。なぜかは実際に読んでいただけたらと思います。これをネタバレすると「忍びの国」の良さがかなりスポイルされてしまうのでなにとぞご容赦くださいッΣ( ノω’)

読んで損はない1冊です。オススメします。
読んだ本と外観が違う’ω’
映画は今後観に行く予定、楽しめると良いなと期待しております。テーマソングがイメージとはかけ離れてしまっていますが()

買って損はない、けれど私は図書館で借りました。衝動借り(笑)