我が家の老犬(愛犬)の記事が続きます。
御年16歳の彼は、近頃後ろ足が思うように動かなかったり、寒くなったせいか外出があまり好きではなくなったようで、散歩中にへたり込むというか、歩いてくれないことも出てきたためのような手作りのカートで引いてもらうことも稀に。
但し、騒音が酷いためあまり頻繁には使えません…Σ( ノω’)
ひとたび傾いた体調は、立て直すのにとても時間を要します。
そんな日々を楽しめれば言うことはありませんが、一方で辛抱強さが求められるかも知れません。
療法食(フード)探し再び
「ロイヤルカナン 腎臓サポート ドライ」に見向きもしなくなった愛犬。
そうかといって食事療法を中止することは出来ませんので、別の療法食を探すことに。
ヒルズ プリスクリプション・ダイエット k/d
地元のペットショップで買える療法食は、ロイヤルカナンとこちらのフードのみです。
ややしっとりめのフードで、弾力が少しあります。
うちの愛犬が食べてくれたのは最初だけで、少しすると食べてくれなくなりました。
フォルツァ10(ディエチ) リナールアクティブ
こちらもネットショップで良く見かけるフードです。
小粒で食べやすく、タブレットが混ぜてあったり、材料などを見てみると工夫が凝らされている印象なのですけれど、お魚の香りがやや強いせいかは謎のまま、殆ど食べてくれませんでした。私が嗅いでもお魚の香りが結構ある、と感じます。
お魚が好きな子にはオススメできると前置きしつつ、まずはサンプル(ポータブルパック)を取り寄せた方が良いと思います。
サンプルがなかったため&評価がそこそこ良かったため800gを購入したところ、まったく食べてくれず、結局は殆ど残ってしまう…という失敗。
これは他のフードでも言えることなのですが、
仮にその時食べてくれても、時間が経つと食べてくれなくなるケース。
本当に多いです。
療法食は難しいΣ( ノω’)
ナチュラルハーベスト キドニア 腎臓ケア
一見すると値段が高めな印象を受けると思いますが、1.36kg。
ワンちゃんが気に入って食べるのであれば、他の療法食と比較してもコスパはかなり良いです。
水でふやかすとモチっとしてきます。
すこーしだけお魚の香りがあるやも知れません。
うちの子はサンプルを良い感じで平らげたので…
1.36kgを購入しました。
ところが、なぜか殆ど食べてくれずでこちらもほぼ残ってしまっています…ひどいorz
一番長く食べたドライフードは?
ドクターズケア 犬用 キドニーケア
こちらが一番良く、長く食べてくれました。
小粒で食べやすそうな印象です。
写真は、上半分が「ロイヤルカナン 腎臓サポート」のウェット缶(ドライとまぜまぜしたものかも…?)。
右下が「ナチュラルハーベスト キドニア」で、左下が「ドクターズケア 犬用 キドニーケア」です。
ご覧のとおり、ドクターズケアの小粒のみをモグモグしています。
ちょっと面白いと思い撮影してしまったのですが
ヒルズのk/dはこのように目の前で並べても食べてくれなくなりました。
はヒルズの療法食を食べているワンちゃん用に作られたトリーツ(おやつ)です。
こちらもおやつとしては一番長く食べてくれた感じがあります。
ちょっと(というか、だいぶ?)大きいので分割したり、砕いたりするなどしてあげると良いかも知れません。
結局、療法食生活は
どうすればいいのか?
獣医師さんの殆どが市販の療法食を奨めてくるのではないでしょうか。
動物病院で購入するか
通販で購入するか
おそらく、動物病院で購入するとなると問屋さん(?)が間に入ることが多いので通販で購入したほうが安く済む場合もあります。
その際に動物病院でサンプルをお願いし、その時は食べてくれたから…と単価を抑えるべくまとめ買いをすると、突然食べなくなることもあるため後々大変です。
通販ではまとめ買いが主流
そうかと言って、通販を選択しますと送料が発生しますため逆に高くついてしまうこともあります。
動物病院で少ない量をお願いするのか、通販でまとめて買うのかなどは熟考した方が良いと思います。
ここでは、どちらが良いとは言いませんが、当家では愛犬の嗜好がハッキリ分かるまでは1kgずつ、できるだけ安い方法で買うようにしました。
計算をして価格を比較検討する
通販で購入する場合ですが、殆どの店舗さんが「●●●●円以上で送料無料」と謳っています。
買うものや個数によっては計算をしてみますと送料をプラスしても通販の方が安くあがるケースが確かにあります。と言いますか、自宅までの送料は届けてくださる配送業者があるためであって、そのあたりも踏まえ「えっ、送料が別途かかるの?」と尻込みせず、送料別は損と捉えず、面倒くさがらずにしっかりと比較検討しましょう。
食べなくなる可能性があることを常に頭に入れておく
飼い主さんそれぞれの判断もあるとは思うのですが、問題なくサンプルを平らげた後でも、突然食べなくなる可能性があります。よって、比較的少ない容量のものをこまめに購入するのが良いと思います。あとは、同じ味に飽きやすい子(?)もいるとのことで、数種類のフードを用意しておくという飼い主さんもいらっしゃいます。
まずはドライフードのみで食べてもらい、食べなくなったら割高なウェットを混ぜてみる。
食いつきが良くない場合はレンジで温めるなどすると香りが立ち、食欲が出て来る場合もあります。
諦めずに試行錯誤を繰り返すことが大事だと思います。愛するペットも病と戦っているのです。
その先のお話は、またその先の記事で綴ることにします。
腎臓病に罹った子は
基本的に食欲がない
前にも書きましたが療法食は病院食のようなもので、基本情報として「美味しくはない」という話がありますので腎臓病の進行に伴う食欲の減退があると嗜好が強く出てきてしまうということは致し方のないことなのかも知れません。
調子が良い時は普段食べないご飯も食べてくれる時があったりなどその日のコンディションによってもまちまちで、犬が腎臓病になると本当に試行錯誤の連続です。長生きをすると、どうしても腎臓は衰えてきてしまうのである程度は仕方がない気も致しますが、
どうにかして事前に防げなかったのだろうか…
と悔やむ日々。
そうかと言って、このようなことになるとは誰も予測できなかったことです…勉強不足でした。
ペットを長く飼うことには
喜びとともに避けられない辛さもある
若い頃は可愛くても、年齢を重ねると重ねたなりの苦労がある。
犬や猫を迎え入れようと考えている方は、そういった事を見越して迎え入れているのだろうか…
若いワンちゃんやネコちゃん。
とりわけ、大きいサイズの子を連れて散歩をしている方を見ると心配になることがあります。
余計なお世話なのでしょうけれど。
歳を重ねたことで見えてくる
「カワイイ」がある
ただ、ひとつ言えることは、歳を重ねますと、歳を重ねたなりの可愛さや愛おしさがあるのです。
これは長く一緒にいることで初めて見えてくるもので、若い頃とはまた違う感覚です。
そういった楽しみが、看病や介護で大変だと嘆息する中において救いとなることもまた事実であると実感する日々なのでした。